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思春期なのです。

第4章 朝ですよー

これじゃ身動きできないし…自然と愁を見つめてしまう。

寝顔、結構かわいいかも。

真っ黒で無気力な瞳は閉じられているからか、昔と大差ない、あどけなさが際立っている。

肌が白くて細い印象だったけど、抱きしめる腕はあたしの2倍は太い。

そして昨夜の…

やっぱり、男の子なんだな…。

なんだか胸がきゅうっとして苦しくなった。

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