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廃屋的B少女

第2章 動揺

余程の長所がなくても裸の少女が廃屋でオナニーに耽っている処に邪な色欲を抱えた殿方が這入つて来ようものなら、どんな間違ひが起こるやら判らない。

と云う心配は一層自分を不安に陥れる、と同時にパイパン恥丘の先の割れ目に沿って這う指の先に力を与えた。そして突然、

此の廃屋と戸外を隔てている幕を横へと引き開けて戸口に立つ少年は「なんなんだこれ?気持ちワリー女だ」(理解不能?)と口走った。その不自然と云うべき叫声は窓硝子を震動させた。

「奇妙な姿だが俺はこれを見て妙にコーフンした」「お前の頭は大丈夫か?衛生的に考えても有り得ないな」「廃屋って細菌
(バイキン)の宝庫だからな」。

屍体のやうになつて目と耳を働かせて嵐が通り過ぎるのを待つ私を尻目に二人の少年は不気味な廃屋を後にした。何て日だ、

気持ちワリー女とは一体誰の事やら、今一つ反応の薄い現状に対して苛立つ私は危うく二人のホモの少年を鋭利な刃物でブスと刺してハラワタを抜いて闇に葬って遣るところであった。続く(∈。)っ)プ〜△。

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