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廃屋的B少女

第5章 露出

破滅と隣り合わせの地獄の快楽を通して自分の輪郭線を刹那に垣間見た私は意を決して狭い道から人通りの多い道路に出た。

夕暮れ時の人影は思ったより少ない、オジサンは私の自転車の前籠に私の衣服を詰めて裸の私の歩くペースに歩調を合わせて自転車を押して歩いている。

「スクール水着の日焼け跡の残るケツが良い、形の良い胸」

云々と実にブツブツ煩い魚屋のオジサンは冥土の土産話の類に携帯のカメラで白昼堂々と街角を裸で徘徊する私の様子を撮り始めた。手真似を交えて何やらヒソヒソ会話している若者達、

立ち止まり、素っ裸の私の胸元やら下腹の辺りを露骨に見入る作業服姿の殿方、少しばかり股を開いて割れ目を見せ付ける。

クリが勃ってバルトリン氏腺液が太股迄垂れてアスファルトの地面に尾を引いて滴り落ちた。

「こんなスケベなメンヘラ見た事ない」と口走る殿方に指マンされて「ヌハー」て吐息を吐く裸の私の恥態を見た私より年下の女子は顔を茹でた蝦のように真っ赤にして顔を伏せた。流石に非常識な私もその様子を見て妙齢の女性が素っ裸で街中を歩く何て犯罪、と云うリベラルな見解に達した。続く(・。)っ)。

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