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廃屋的B少女

第6章 隠蔽

素性の知れない殿方に自分の裸を見られると云う体験が如何に恐ろしく、それが又同時に非常に可笑しいと云う事を体験した

裸の私は魚屋のオジサンの自宅であるワンルームマンションの部屋に到着した。その裸の少女の出没した時間帯が夕暮れ時と云う迅速な時刻であつた為?兎に角、私の裸を見た顔も名前も過去も持たない殿方が、何れ程

コーフンしたか、と云う事を話したいのだ、だが、自然学上の事実を話すばかりでさえも正常な性的羞恥心の人々に何れ程の悪影響を与えるやら判らない上に、恨むらくは、事実を詳細に云ひ現はす文才を持っている筈もない私は、野外露出に関する体系を述べる程の臨死体験を積んでいない事であろう。魚屋のオジサン宅を訪問し、まったり自販機のコーヒーを呑んでる裸の私は今、自らが全裸で街角を徘徊した姿を撮った映像をTVに映して観ている。なるほど、

エロい(困)、もし友人や家族に見られたら完全にOUTかも知れない、と思うと背筋に電流が走る。然るに、携帯(ガラケー)で撮った映像は画素数が粗く、到底精密とは云えないシロモノではあるが、流出したりしたら面倒であるから回収して、事実を隠蔽した。続く( ̄。)っ)。

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