テキストサイズ

16才の初恋

第6章 名前



私が、席につくと、本田くんがじっと見てきた。

『あのさ、私の顔、何かついてる?』

淳「別に何もついてないけどさ…」

『けど…?』

淳「なんで、優斗は優斗くんって呼ぶのに、俺は本田くんなの?」

『へっ?』

あまりにも意外なことを言われたので、私は返答出来ずにいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ