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16才の初恋

第2章 桜



『ゆっちゃん!』

そこにいたのは、親友の、三谷由華
通称ゆっちゃん

性格は私と正反対の明るく元気な子。

「何してんの?」

『あ、あのね桜がキレイでつい…』

「ホントだー。キレイ。でもね、美紀…」

『な、何?』

「あと、10分で入学式始まるから…」

『うっそ!ヤバい!ゆっちゃん何でもっと早く言ってくれなかったの!』

「ん?美紀が楽しそうだったから。」

『そんなっー。入学式から遅刻なん「はいはい。だから、とりあえず行くよ。」』


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