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16才の初恋

第10章 体育祭



体育祭まであと2週間。

私に出れる競技はほとんどない。

その分私は、応援団の練習をまとめたり、指導する役割になった。

応援団は40人。

クラスではだいぶ話せるようになったけど、他のクラスもいるここで話すのはやはり緊張する。

『あ、あのー、今から役割分担を、し、したいと思います!き、聞いてください。』


ダメだ、誰も聞いてくれない…。

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