テキストサイズ

16才の初恋

第10章 体育祭



私が拡声器を持ったまま、たたずんでいると、拡声器をひょいっと取り上げられた。


「おい!今から役割決めるぞ!話を聞いてないやつは俺が勝手にきめるからな!」

と、拡声器を片手に彼が叫んだ。


すると、みんな私の話を聞こうとしてくれている。


『あ、ありがとう。』

「いいって。早く話を始めよう。」


私はうなずいて話をはじめた。

『それでは、応援団の役割を決めたいと思います。』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ