
なぜ?
第2章 出会い
俺たちは午後から馬で遠出することにした。
島の北側の海岸でイルカが見れると聞いたので、是非見てみたくなった。
途中山を越えるらしいが、道は整備されてるし、順調に行けば往復3時間ほどの距離だそうだ。
まさかこれが大事件を起こすなんて考えもしなかった。
「じゃあ、行ってきます!」
「気をつけて行ってきて下さいね!」
亮介に見送られ順調に走り出した。
途中放牧されてる羊や牛を眺めながら、のんびりと進んだ。
山も言われたとおり、遊歩道が完備されているおかげで、迷わず進んだ。
山を越えた瞬間、目の前に真っ青な海が広がった。
「着いたね…」
「ああ。イルカいるかな?」
5分ほどしたとき、たくさんのイルカが飛びはねた。
「わあ!イルカだ!スゴイ!」
3人で口々に歓声を上げ、イルカの群れをずっと眺めていた。
「さあ、帰るか?」
「ああ。そうするか。」
乗馬も慣れてきたし、イルカを見た興奮で俺たちは饒舌だった。
「ジュノ。もう馬は怖くないか?」
「はっ?!最初から怖くないし!」
「本当に?」
「本当にっ!」
からかわれたジュノは怒って力任せに馬を蹴った。
馬は、ビックリし急に走り出した。
「あっ!危ない!」
「うわ~っ!」
馬はしがみついたままのジュノを乗せたまま、あっという間に走り去ってしまった。
「ジュノ!ジュノ!」
声の限り叫んでも返事はない。
「ヤバい。どうしよう。」
「とにかく助けを…携帯通じないし!」
「戻ろう!戻って助けを呼ぼう!」
俺たちは急いで麓に戻った。
島の北側の海岸でイルカが見れると聞いたので、是非見てみたくなった。
途中山を越えるらしいが、道は整備されてるし、順調に行けば往復3時間ほどの距離だそうだ。
まさかこれが大事件を起こすなんて考えもしなかった。
「じゃあ、行ってきます!」
「気をつけて行ってきて下さいね!」
亮介に見送られ順調に走り出した。
途中放牧されてる羊や牛を眺めながら、のんびりと進んだ。
山も言われたとおり、遊歩道が完備されているおかげで、迷わず進んだ。
山を越えた瞬間、目の前に真っ青な海が広がった。
「着いたね…」
「ああ。イルカいるかな?」
5分ほどしたとき、たくさんのイルカが飛びはねた。
「わあ!イルカだ!スゴイ!」
3人で口々に歓声を上げ、イルカの群れをずっと眺めていた。
「さあ、帰るか?」
「ああ。そうするか。」
乗馬も慣れてきたし、イルカを見た興奮で俺たちは饒舌だった。
「ジュノ。もう馬は怖くないか?」
「はっ?!最初から怖くないし!」
「本当に?」
「本当にっ!」
からかわれたジュノは怒って力任せに馬を蹴った。
馬は、ビックリし急に走り出した。
「あっ!危ない!」
「うわ~っ!」
馬はしがみついたままのジュノを乗せたまま、あっという間に走り去ってしまった。
「ジュノ!ジュノ!」
声の限り叫んでも返事はない。
「ヤバい。どうしよう。」
「とにかく助けを…携帯通じないし!」
「戻ろう!戻って助けを呼ぼう!」
俺たちは急いで麓に戻った。
