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なぜ?

第14章 訪問者

「ねえ、二人とも俺が一方的に名津子を犯してるって思ってない?」
「違うのか?」
「まあ犯してんのは事実だけど、嫌がってるのを無理矢理やってるわけじゃないよ。」
「了解済みってこと?」

あっ、ジュノの顔が悪い顔になった。
「名津子のことしっかりしたオンナだと思ってるでしょ?全然違うから。」
「えっ?」
「スッゲー淫乱。セックス大好きだし。まあ俺が調教したんだけど。昨日もさ、入れてって、俺がほしいって、涙目でねだるんだよ。入れてやらないとかわいそうじゃん。」
「…………」

ジュノ、アイドルがどや顔でそのセリフとかあり得ないし。ミンジュンがまた頭抱えてるぞ。
名津子!平然とお茶なんて飲んでる場合じゃないぞ!オマエ、めっちゃバラされてるぞ!


「なあ、わかっただろ?俺がジュノの下半身の管理ができないって言った意味。」
リビングのソファでミンジュンがぼやいた。
俺とミンジュンはならんで酒を飲んでいた。
「うん。俺も無理。この際、仕事に穴さえ空けなければ、多目にみるか?」

「ジュノさん、ダメです。離れて!」
「いいじゃん。誰も見てないよ?」
「二人がいるでしょ?」
「名津子が声我慢すりゃ平気だって!」

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