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なぜ?

第19章 別れの時

潮吹いたか…

愛液が切れるまで抜き差しを繰り返し、バイブを抜くと、名津子は、ベットに崩れた。
頭を撫でてやると、意識はなかった。

飛んだか…イキ過ぎてショートしたな…
俺は名津子に無理をさせたと思うと同時に、潮吹きを見て、さらに興奮してしまった。

「悪い…」
俺はうつ伏せで崩れている名津子に覆い被さり、ぺニスを沈めた。
グショグショで痙攣を繰り返しながらも、俺を包む込む。

そのまま犯した。

「名津子はオマエの人形じゃない。」
ヒョン言われた言葉が頭を過るが、どうしても止められない。

意識をなくしたオンナを犯すなんて最低なことだが、どうしても購えない。
媚薬のような体が、俺を捕らえて離さない。何度でも抱きたい。
抱いても抱いても満足はできずに、また抱いてしまう。

「ん…ん…」
動かないし、意識もないくせに名津子から声が漏れる。
「あっ…イクッ!」

俺は名津子の中に射精しても、まだ満足できない。

名津子を仰向けにすると、再度挿入した。
名津子の意識がないことをいいことに、俺本意で俺の快楽を追求し腰を振る。

脚を大きく開かせて突いては射精し、肩に脚をかけて突いては射精し、
気が済んだときには、精液の色はなかった。

「ごめんな…」
俺が我に返った時には、夜が明けていた。


シャワーを浴び、名津子の体を塗れタオルで拭いてやる。
意識は戻らないままだ。

身支度を整え出発の準備をすると、トランクにファイルが入っていることに気づいた。
中には20曲ほどの手書きの楽譜。

「私の書いた曲です。よかったら使って下さい。」
名津子の手書きのメモが入っていた。

コイツ…作曲できんじゃん。
メロディラインを鼻唄で歌うと、名津子らしい優しいメロディが流れた。


トランクからケースを取り出し、名津子の首にネックレスを付ける。
俺とペアの馬蹄のネックレスだ。名津子のものには、ダイヤが埋め込んである。
名津子の白い肌にプラチナが眩しいほど映えた。

「名津子、またな。」
俺は、眠ってる名津子に口づけをし、玄関を出た。

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