
なぜ?
第3章 変化
「ん…名津子…」
「おい。ジュノのヤツ、名津子って言わなかったか?」
「僕もそう聞こえた。」
「っていうか、俺たちちゃんとお礼もいってない!」
「僕探して来るよ。」
「ああ、よろしくな。」
クンヒョンが名津子を探しに行った。
さすがクンヒョン。
俺のことをわかってくれてる。なぜだろう?無性に名津子に会いたい。
名津子が来たら目を覚ますんだ。それまでは寝たふりだ。
ピンポーン。
名津子の部屋のチャイムを鳴らす。しばらくしたら、無言でドアが開いた。
無防備過ぎるだろう。しかも部屋着でノーメイクにメガネ。
テギョンのOFFかよ…
「ニックンさん!どうしたんですか?ジュノさんは大丈夫ですか?」
えっ?英語?しかもキレイなネイティブの発音。
「こんばんは。突然ごめんね。ジュノは大丈夫。安静にしてればすぐ良くなるって。
でね、ジュノが呼んでるんだ。一緒に来てくれる?」
僕も英語で返す。正直、日本語より話しやすい。
「わかりました。でも、私、こんな格好なんで着替えて…」
「そのままで十分キレイだよ。」
「ふふっ。ありがとうございます。」
「亮ちゃん!ジュノさんのところに行ってくる!」
「わかった!早く帰っておいでよ!」
「じゃあ行きましょうか。」
僕と名津子は並んで歩きだした。
「良かったの?亮介さん来てたんでしょ?」
「はい。大丈夫ですよ。たんなるお喋りです。」
「亮介さんは名津子さんの先生だったんでしょ?」
「そうなんです。もう5年ぐらい前かな?亮介が大学出てすぐに来たから…」
名津子の英語はとにかく心地良かった。少しスローテンポでゆったりと話す。
ふわふわしてるっていうのは、この話し方もあるんだろうな。
「英語はどこで覚えたの?」
「父の仕事で、海外生活が長くて…」
「おい。ジュノのヤツ、名津子って言わなかったか?」
「僕もそう聞こえた。」
「っていうか、俺たちちゃんとお礼もいってない!」
「僕探して来るよ。」
「ああ、よろしくな。」
クンヒョンが名津子を探しに行った。
さすがクンヒョン。
俺のことをわかってくれてる。なぜだろう?無性に名津子に会いたい。
名津子が来たら目を覚ますんだ。それまでは寝たふりだ。
ピンポーン。
名津子の部屋のチャイムを鳴らす。しばらくしたら、無言でドアが開いた。
無防備過ぎるだろう。しかも部屋着でノーメイクにメガネ。
テギョンのOFFかよ…
「ニックンさん!どうしたんですか?ジュノさんは大丈夫ですか?」
えっ?英語?しかもキレイなネイティブの発音。
「こんばんは。突然ごめんね。ジュノは大丈夫。安静にしてればすぐ良くなるって。
でね、ジュノが呼んでるんだ。一緒に来てくれる?」
僕も英語で返す。正直、日本語より話しやすい。
「わかりました。でも、私、こんな格好なんで着替えて…」
「そのままで十分キレイだよ。」
「ふふっ。ありがとうございます。」
「亮ちゃん!ジュノさんのところに行ってくる!」
「わかった!早く帰っておいでよ!」
「じゃあ行きましょうか。」
僕と名津子は並んで歩きだした。
「良かったの?亮介さん来てたんでしょ?」
「はい。大丈夫ですよ。たんなるお喋りです。」
「亮介さんは名津子さんの先生だったんでしょ?」
「そうなんです。もう5年ぐらい前かな?亮介が大学出てすぐに来たから…」
名津子の英語はとにかく心地良かった。少しスローテンポでゆったりと話す。
ふわふわしてるっていうのは、この話し方もあるんだろうな。
「英語はどこで覚えたの?」
「父の仕事で、海外生活が長くて…」
