
なぜ?
第6章 交差
風呂に入り、リビングに戻ると、知らないオトコがいた。誰だ?
「はじめまして!河野です!」
笑顔と共に、差し出された手に握手した。
「イジュノです。」
「いや~名津子から聞いてたんですけど、予想以上のイケメンでビックリだわ!」
案外いいヤツかも。でも、なぜここにいる?
俺が名津子と二人っきりで過ごす家だぞ。猫ですら邪魔だと思ってんのに、
オトコなんてあり得ね~!しかもおネエ言葉だし!
「ジュノさん。いらしたんですね。共同経営者の河野さんです。」
「共同経営者?」
「そう。カフェの。私が食事の担当で彼が喫茶とバーの担当。
二人でやってんの。」
「あんなに広そうな店を二人だけで?」
「そんなに忙しくないもん。全然間に合うよ。」
「ジュノさん、名津子と打ち合わせがあるの。ちょっと借りるわね?」
「じゃあ、俺は部屋に行ってるよ。」
俺は監視したい気持ちを抑えながら、部屋に入った。
「はじめまして!河野です!」
笑顔と共に、差し出された手に握手した。
「イジュノです。」
「いや~名津子から聞いてたんですけど、予想以上のイケメンでビックリだわ!」
案外いいヤツかも。でも、なぜここにいる?
俺が名津子と二人っきりで過ごす家だぞ。猫ですら邪魔だと思ってんのに、
オトコなんてあり得ね~!しかもおネエ言葉だし!
「ジュノさん。いらしたんですね。共同経営者の河野さんです。」
「共同経営者?」
「そう。カフェの。私が食事の担当で彼が喫茶とバーの担当。
二人でやってんの。」
「あんなに広そうな店を二人だけで?」
「そんなに忙しくないもん。全然間に合うよ。」
「ジュノさん、名津子と打ち合わせがあるの。ちょっと借りるわね?」
「じゃあ、俺は部屋に行ってるよ。」
俺は監視したい気持ちを抑えながら、部屋に入った。
