
なぜ?
第7章 始まり
「プププ…アーハッハッハッハ!!」
「おかしい。おかしすぎる!」
「お腹痛い!おかしくって死ぬっ!」
さっきから死にかけのゴキブリのように笑い転げてるメンバーたち。
「なあ、いい加減黙れよ。」
「無理無理!こんなおもしろい話、初めて聞いた!」
「笑ったら1万払うって言ったよな?」
「1万でこんなおもしろい話が聞けるんなら、喜んで払うって!アーハッハッハッハ!!」
事の始まりは昨日。
名津子と一緒に気持ちよくなろうとした瞬間、名津子の猫が俺のお尻に思いっきり噛みついた。叫んでも離してくれるどころか、怒った目でウーウー威嚇までしてきた。
名津子に抱き上げられ、やっと離してくれたが、俺のお尻にはデッカイ噛み跡。
当然、続きをする気にはならなかった。
今朝になり、内出血まで起こして、変な歩き方をメンバーに指摘され、白状した。
「ウケる。マジ、ウケる。」
「猫、外に出してなかったの?」
「当然閉め出したよ。でもさ、カギかけるの忘れた。ドア開けれるんだって。」
「ジュノが名津子さんイジメてるって思ったんじゃないの?」
「はっ!?イジメてないし!むしろ喜んでたし!」
「…ジュノ。それ言っちゃう?」
「チャンソン。気をつけろよ?オマエが抱いてる猫だぞ!名津子がいないとすぐに噛むから!」
「えっ?この猫?すっごくおとなしくていい猫だよ。」
その言葉通り、猫はチャンソンに抱かれてゴロゴロと喜んでる。
…ムカつく。
「おかしい。おかしすぎる!」
「お腹痛い!おかしくって死ぬっ!」
さっきから死にかけのゴキブリのように笑い転げてるメンバーたち。
「なあ、いい加減黙れよ。」
「無理無理!こんなおもしろい話、初めて聞いた!」
「笑ったら1万払うって言ったよな?」
「1万でこんなおもしろい話が聞けるんなら、喜んで払うって!アーハッハッハッハ!!」
事の始まりは昨日。
名津子と一緒に気持ちよくなろうとした瞬間、名津子の猫が俺のお尻に思いっきり噛みついた。叫んでも離してくれるどころか、怒った目でウーウー威嚇までしてきた。
名津子に抱き上げられ、やっと離してくれたが、俺のお尻にはデッカイ噛み跡。
当然、続きをする気にはならなかった。
今朝になり、内出血まで起こして、変な歩き方をメンバーに指摘され、白状した。
「ウケる。マジ、ウケる。」
「猫、外に出してなかったの?」
「当然閉め出したよ。でもさ、カギかけるの忘れた。ドア開けれるんだって。」
「ジュノが名津子さんイジメてるって思ったんじゃないの?」
「はっ!?イジメてないし!むしろ喜んでたし!」
「…ジュノ。それ言っちゃう?」
「チャンソン。気をつけろよ?オマエが抱いてる猫だぞ!名津子がいないとすぐに噛むから!」
「えっ?この猫?すっごくおとなしくていい猫だよ。」
その言葉通り、猫はチャンソンに抱かれてゴロゴロと喜んでる。
…ムカつく。
