無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「じゃあな、頼んだぞ。」
「うん。任して。」
マネージャーはミンジュンとニックンにジュノの監視を言付けて帰っていった。


…電話？誰だ？知らない番号だ。
「もしもし。」
「もしもし。戸田慶一郎と申します。名津子の伯父です。」
「…あの。うちのジュノが何か…」
「突然の電話で申し訳ない。ジュノさんのこと調べさせて貰いました。名津子は私の可愛い姪なんでね、もしものことがあったら困る。」
名津子と別れさせろって言うのか？

「それでご用件は？」
「リナさん、だったかな？ジュノさんに付きまとってる。何か対策は？」
「ええ、もちろん。」
「そうですか。私も余計なお世話だが、リナさんを日本への入国禁止にさせて貰ったよ。名津子に危害を加えられたら困るんでね。」
「では、こちらはジュノを警護しておけば…」
「すまないね。迷惑をかけて。」
「いえ、マネージャーとして当然ですっ！」

名津子の伯父が元総理大臣だったとは聞いていたが、有無を言わせない迫力。ジュノ、オマエ名津子を泣かせたら、サメの餌にでもされるぞ…