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なぜ?

第9章 遠距離

「ジュノ!起きろ!着いたぞ!」
「ん…」
「オマエの新しい家だ!」

車を降りるとそこにはヒョンたちのマンション。

「マネージャー。ここってヒョンたちのマンションだよ。」
「オマエのマンションだ。」
「だから…えっ?まさか…」
「そういうことだ。」

おいおい。ヒョンたちと同じマンション?俺のプライベートは?
「ジュノ、安心して。部屋はちがうから。」
いやいや、どうせ名津子が来たら、飯食べに俺の家に来るんだろ?一緒じゃねえか!

「ここがオマエの部屋だ。」
って、ミンヒョンとクンヒョンの間?そのうち壁ぶち抜かれそうだな。

「…」
「どうしたジュノ?うれしくて声も出ないのか?」
呆れて声が出ないんだよ!



俺は名津子にLINEを入れた。

着いた。
新しい家、ミンヒョンとクンヒョンの間の部屋だった。


すぐに既読なり、返事が来た。
良かったね!楽しそう!


…名津子。オマエはそれでいいのか?

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