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なぜ?

第11章 本能

臨時休業。

ドアに貼り紙をして店に入ると、ちょうどジュノが下りてきた。

「今日、お店お休みなの?」
「私一人でできるわけないでしょ?」
「俺、手伝おうか?」
「余計に大変だから結構よ!あのね、手伝うって言うんなら、名津子を抱き潰さないでくれる?」
「ええ~、名津子、喜んでたよ!気持ちいいって!」
「…あのねジュノ。鮫のエサになりたかったらいつでも言って。慶一郎さんに電話するから。」
「…すみません。もうしません。」


猫も怖いけど、慶一郎さんはもっと怖いしっ!

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