
なぜ?
第12章 秘密2
「えっ!?グリーンスマイル?あそこって、ジャズのライブハウスだよね?」
今日の夕食も4人で一緒。2人で向かいあってんだが、何で俺の隣にジョディがいる?正面にミンヒョンがいる?いつからこういう配置になった?腑に落ちない疑問を抱えながら、名津子が作ったご飯を食べる。
「うん。今度のツアー、FC会員限定なんだ。いっつもさ、FCなのに席が遠いって苦情が来てんじゃん。だから、一番遠い席でも顔がわかるぐらいの広さにしようと……」
みんなに良くしたいって思ってもどうしても限界はある。
その中で、一番ベターな方法をいつもいつもミンジュンは考えていた。
「ピアノ伴奏だけってこと?」
「うん。俺がピアノ弾いて、ホントに二人だけ。」
「曲は?」
「それなんだけど、何曲かはこっちで決めて、何曲かはリクエストを受けようかと…ピアノしかないってことは言ってな。」
「ふ~ん。おもしろそうだね!」
俺たちは食事を済ませリビングに移動する。
ミンヒョンがピアノを弾き、俺が歌い、選曲を進める。
だが、中々進まない。
片付けを終えた名津子がお茶を持ってリビングに来た。
「なあ、名津子。名津子が歌ってた曲って、何だっけ?」
ミンヒョンはピアノから振り返り、声をかける。
「えっ?ああ、almazのこと?」
「そう、それ!ねえ、もう1回歌ってよ。」
「うっ……うん。」
あれっ?名津子、躊躇わなかった?気のせいかな?
今日の夕食も4人で一緒。2人で向かいあってんだが、何で俺の隣にジョディがいる?正面にミンヒョンがいる?いつからこういう配置になった?腑に落ちない疑問を抱えながら、名津子が作ったご飯を食べる。
「うん。今度のツアー、FC会員限定なんだ。いっつもさ、FCなのに席が遠いって苦情が来てんじゃん。だから、一番遠い席でも顔がわかるぐらいの広さにしようと……」
みんなに良くしたいって思ってもどうしても限界はある。
その中で、一番ベターな方法をいつもいつもミンジュンは考えていた。
「ピアノ伴奏だけってこと?」
「うん。俺がピアノ弾いて、ホントに二人だけ。」
「曲は?」
「それなんだけど、何曲かはこっちで決めて、何曲かはリクエストを受けようかと…ピアノしかないってことは言ってな。」
「ふ~ん。おもしろそうだね!」
俺たちは食事を済ませリビングに移動する。
ミンヒョンがピアノを弾き、俺が歌い、選曲を進める。
だが、中々進まない。
片付けを終えた名津子がお茶を持ってリビングに来た。
「なあ、名津子。名津子が歌ってた曲って、何だっけ?」
ミンヒョンはピアノから振り返り、声をかける。
「えっ?ああ、almazのこと?」
「そう、それ!ねえ、もう1回歌ってよ。」
「うっ……うん。」
あれっ?名津子、躊躇わなかった?気のせいかな?
