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異世界での出来事

第4章 VS 魔物

「魔物を誘き寄せたのは自分達でしょ、俺は巻き込まれただけ。自業自得じゃないのかな。」

「そこを何とかお願いできないでしょか?」

「そこまで言うなら。」

魔石に3%だけ魔力を注入する。

「今はこれだけしか。」エミリに魔石を渡す。

エミリでも解る。これだけでは何も変わらない。薄い黄色じみているだけ。

「もう、魔力はないのですか?」

「もうないけど、復活させることはできる。」

「なにすればいいの?」

「いや、頼めないよ。」

「私が何かすればいいの?」鋭いエミリ。

「そうなんだけど、やはり駄目だよ。」

「私、なんでもするよ。」

「嬉しいけど、10%しか戻らないよ。寝て起きれば貯まっているかと。」

「10%でもいいから、お願いします。」

「なら、お願いするかな。」パンツを脱ぐ龍之介。まっ裸になった。

「何してるのよ。」

「精子出すと10%戻るんだけど。」

「じゃ、早くしてよね。」

どのようにしたら精子が出るのかって知っているんだね。

「エミリさんにしてもらわないと。」

「わ、私がするの?」

「他に誰も居ないよ。」

大の字になって寝る龍之介。

テントの外から、中を見ないように肉棒を探すエミリ。

手が届かないエミリ。

仕方なく、簡易テントの中に入る。

龍之介の腰近くに横座りした。

肉棒を掴み、事務的に擦る。

これでは、さすがの龍之介でも反応しない。

「それでは、いつまでたっても帰れませんよ。」

「これ以上、何させるのよ。」

「いつもリーダーにしているようにすればいいんですよ。」

「はぁ?何言ってるのよ!こんな事したことないわよ!」

「えっ、婚約者ですよね。」

「そうだけど、まだしたことないわよ。」

「キスもしたことないんですか?」

「なんでしなければいけないの?」

「じゃ、練習しましょう。」

「いいわよ、教育で習ったから。」

「教育ですか?誰が教えているんですか?」

「ナーシャ先生。」

「ナーシャさんが教えているんですか?」

「そうよ、ちゃんと知っているんだからいいのよ。」

「どう習ったのか教えて!俺にも。習ってないから。」

「えっと!」思い出したかのように続けた。

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