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異世界での出来事

第5章 都会へ

ギルトカードに白金貨50枚分を入金しておいた。

現代で言えば、お財布携帯だな。チャージして使うのだから。

首都を見学しながら、気に入った物を買う。

買ったのは、眼鏡、装飾品(女性用)、服に下着。マントに魔石が埋め込まれている杖。

後は、ニワトリを20羽に餌さ。牛3頭、馬2頭、豚2匹、馬車も買った。

ここまでに使った金額、白金貨35枚。破格値で購入していく。

値段交渉の度に、水やお湯を付けたり、魔石(フルチャージしたもの)をつけた。

魔石は透明な物には価値がない。なので、ごみ捨て場に行けば置いてある。

それを拾ってチャージする。チャージしてあれば高く売れる。

そんな時に役に立つのが金のブレスレット。

これを見せれるだけで自ずと品物が安くなる。

贔屓の客を作るためだね。



宿に向かう途中に、賑やかな場所に引かれて行ってみると

そこは、有楽街。現代で言えば、ソープからキャバクラまである。

「やりどころ」に入ると「お客さん、今、全室満員。」とチンピラなりしている男に言われ

「予約していく?」

「できれば。」

「朝までコースしかないよ。」

「朝までなら泊まれるの?」

「そーいってるだろ!で、どうすんだい。」

「それで。」

「はい。金貨8枚だ。」

(8万円!高!)

魔石を1個置いた。

「これじゃねー!無理。」

もう1個置いた。

シカトするチンピラ。

「魔石2個ならお釣りがくるのでは?」

「はぁ?痛い目遇いたいのか!え!こら!」

魔石をもう2個追加してみた。

まだシカトしている。

魔石を持って去ろうとしたら、魔石を取り上げられた。

「他所に行くんで魔石を返して。」

「ああん?魔石?どこにあるんだい?何処にもないぜ!」にやけ顔で答えるチンピラ。

「こういう店なんだ!」左手をマントから出し見せながら問う。

金色のブレスレット。

瞬殺の魔導師を読むチンピラ。

「ひえっ!そんなことなら早く言ってくださいよ。兄貴!」

兄貴?兄弟になったつもりはないが。

「もういいから、魔石を返せ!」

「そんなこと言わずに、ねっ、二人付けますし、全員列べて指名してもらって結構ですので。」

二人?3P?1度はしてみたかったんだよな!

「じゃ、予約で。」折れる龍之介。

「夜中の0時にお越しくださいませ。」

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