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異世界での出来事

第5章 都会へ

魔石も転がし、球にする。

2個分にしとこう。3個分だと大変だしな。

球を7個作った。

冒険者ギルドに売りにいこう!


「魔石を売りたいのですが。」

「はい、どうぞ。魔石を置いてください。」

球の魔石を7個置いた。

「しょ、少々お待ちください。」

駆け足で奥に走り去る。

周りは、息をのみ俺に注目している。


(何かやらかした?)

「魔石の球だと。」奥から慌てて駆け寄るギルドマスター。

「これをどこで。」

俺の村の反対方向側を指差した。

「これで全員でしたか?」

「はい、全員です。」

「それならひとまず安心だ。警護の人数を増やさねば。」

「それにしても魔族が、この辺りまで来ていたとは。」

「・・・・。」

「Sランクで良かった。他の者なら、死人が出ていたでしょう。」

「本当に?」

「ええ、間違いなく。やはり、あなたはSランクですよ。」

「そうですか。」

「それと、魔石の球7個の代金ですが、大金を用意出来ませんので、ギルドカードに白金貨500枚を入れさせてください。」

残りの白金貨200枚がでてきた。

「ギルドカードを。」

入金処理がされ、戻ってくるギルドカードをみた。

冒険者ギルド ランクS 98/100


「龍之介さんは、どんな魔法をお使いですか?」

「目に見えない魔法だとか?」

笑って誤魔化す龍之介。

「これから隣村に帰りますので。お世話になりました。」



馬車に戻ると、買い物に行っていた二人が帰ってきていた。

「じゃ、隣村に帰りますか!」

馬車に乗り込み首都を後にする。

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