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異世界での出来事

第7章 つくるぞ!カントリーパークを

12人のうち4組の夫婦が手を挙げた。

後の4人は畑仕事が出来ない。いや、やったことがない。

「8名の方を採用します。明日の朝から作業開始します。よろしくお願いします。」

村長さんにお礼を言って広場を後にする。

(それにしても、ここでは商売にならないのか?)

一面の荒れた畑を見ながら考え込む。

この村で商売出来ないのなら、他所の村や街から人が来ればいいんじゃない?

そんな都合のいい商売なんて思いつかない。

食べ物屋なら、いいアイディアも浮かぶのだが。

物だけ作ってもなぁ~。ここでしか買えない物なんてなぁ~。

途中でナーシャさんと別れ、家路を急ぐ。

そう、今日は、待ちに待った風呂解禁日。

風呂にお湯を張り、みんなで一緒に入る風呂。

スキアとラーシアを呼び風呂に入る。

ラーシアは付いてくるが、スキアはアタフタして落ち着きが無い。

そんなスキアを放ってラーシアと風呂に浸かる。

いい湯加減だし、水漏れしているところもない。

機能的に大丈夫を確認すれば、あとは考えるだけになる。

でも、そんなに簡単ではない。

やはりここは考えても無駄。サルになって発散すれば良いアイディアが浮かぶかも!

ラーシアを引き寄せて強引に唇を奪う。

ラーシアも最初はびっくりしたものの、龍之介の舌を受け入れた。

風呂場でラーシアと抜き挿しバトルを繰り広げていたら、スキアのこと忘れてた。

マッパで脱衣所から風呂場の中をのぞき込んでいた。

入って良いのか伺っている様子。それに気付いた龍之介が

「入ってきていいぞ!」

「お邪魔しまーす。気になさらずどーぞー。」

湯船に浸かりながら、俺達の結合部を凝視している。

「なんだ?一緒にバトりたいんか?」

「いいえ、そのようなことは・・・。」

そう言いながら股間を押さえ込んで顔を赤く染めている。

そんなスキアは放置して、自分の欲望だけに身をまかせながら

また夜が更けていく。

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