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異世界での出来事

第7章 つくるぞ!カントリーパークを

そのまま家に帰らせてもらえない。

石碑の所に行けた者は、成人の儀が待っていた。

この儀式が終わると、結婚してよいとのこと。

「はて、困ったの?」

「嫁がおらん。」

「エミリとミーナは貰い手が決まっているし」

「女の青年が足りてない状況だった。」

村の青年と言っても、男が5人に女が2人だけ。

村の世話人で話をして、領主様にお願いしてみることになって、お開きとなった。

「本当は祝の席を設けにゃならんが、食う物も酒もないんじゃ。すまんのぅ。」

「いいえ、いいですよ。他所から来た者に気を使わないで下さい。」

大量の食料を持って帰ろうとしたのだが「青年たちに、村に支払う税金を置いていけ!」って。

「食料を置いていっても税金にならないだろうと思い、魔石の大きいやつを2個置いた。」

「こんなにも納めるのか?」

「はい。いっぱいあるんで。」

どう見積もっても10年分はある。

「わかった。受け取ろう。」

魔石2個を支払い番屋をあとにした。

自宅に帰ると、沢山の野菜が山積みになっていた。

丘を掘った洞窟に入れる。

ここは天然クーラーの空間。

働いている人に、成人の儀を済ませた事を報告した。

ナーシャさんが鳥やウサギを焼いてお祝いしてくれるらしい。

全員帰らずに残って貰うように告げ、夕食の準備にかかる。

エミリとミーナも手伝っているようだ。

そうして宴会が始まった。

子どもたちには、オレンジジュース。

大人には、ブドウ酒やビールを注いで乾杯して夕食にした。

この日から、村の人には何も配らないと決めた。

一部例外を除いて。

例外とは、貴族の屋敷に勤めている奥さんには水の入った水筒を届ける。

夫婦で4組働いて貰っているので、順番(夫婦で)にお風呂に入って貰うことに。

子どもたちは。いつものように外でシャワーがいいらしい。

小さい子どもはいいんだが、高校生ぐらいの女の娘は目に毒だよ。

もう大人の仲間じゃないのかなぁ?

この胸、あそこの毛なんて、ちゃんと生えている。

そのシャワーを中学生ぐらいの男の子は、しっかりとテントを立てて見ていた。

ナーシャさんに風呂に入りながら聞いてみよう。

俺達の番になり、俺とナーシャさんに、スキアとラーシア

4人で入っていたら、エミリとミーナも入ってきた。

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