無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

薬を飲まず布団をかぶって眠るが、全然眠れない。結局、夜中二時半に布団から出た。どうしても寝付けない。家族を起こさないように、近くのコンビニ出掛けた。外に出て、すぐに雨が降りだした。とても冷たく感じた。タバコとビールを買い、求人雑誌を探したが無かった。買い物袋を持ち段々強くなる雨の中、濡れながら歩いた。涙が出てきた。家の中に入り、すぐに着替えた。買ってきたビールを飲み、タバコを吸いながら何度も繰り返す内容のニュースを見続けていた。今日は、ハローワークに行くか考えていた。雨の音がうるさくなってきた。家族が起きたら朝食を食べ、みんなが出掛けたら、また横になってしまうだろう。どんな夢を見て目覚めるのだろうか、悪い夢なら現実の世界。良い夢なら幻になるのは確実だろう。早く、検察庁からの通知が届いてきてほしい。処分が決まらないと次に進めない。