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キミのとなり

第10章 幼馴染み

この太陽みたいな笑顔の人。

俺の幼馴染み。

相葉雅紀。

この春から晴れて同じ高校へ進学した。

*****

「カズー。お前 高校どこ受けんの?」

「○○高校かなぁ。マサキは?」

「○○高校かぁ。ちょい厳しいかなぁ。」

「じゃあ△△は?」

「…?なんで△△?」

「え?だってマサキと一緒の高校行きたいし。そこなら大丈夫そう?」

「はぁ。お前、行きたい高校じゃないの?将来とか考えてるんじゃない?俺に合わすなんてダメだよ。」

「…ごめん。…だって…お前と同じとこ行きたいし。今更お前と別々なんて、なんか考えられない。」

「もーカーズー!よっしゃ。じゃあ俺 頑張る!」

「マジで?そうだよ、お前やれば出来るんだって。マジで頑張れ!」

「頑張るけどさぁー、カズ協力してよぉ。勉強教えて!」

「俺で大丈夫?俺が出来る範囲なら教えるけど。」

「うん。頼むよ。」

俺の出来る範囲で教えたり、参考書、問題集を選んで渡してジャンジャンやらせたり。

マサキは本当に頑張ったし俺も一緒に頑張った。

最後は二人で塾にも通って合格したんだ。

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