出会い系な日々
第2章 東京の佳奈・口淫
途中コンビニに寄って渇いた喉を潤した後、午前2時過ぎに京都駅に到着した
ここで改めて聞いてみる
「会ってみてどうやった? 」
「チャットしてた時のまんまだった♪あ~帰りたくない~!」
そう言ってずっとニコニコしている
少し胸が痛い
「友達待ってるで?そろそろ戻らんと」
「うん…おやすみのキスして」
首に手を回してくる彼女に長めのキス
ようやく車を降りるとホテルの入口まで送って行った
「じゃあ明日11時ね」
「うん、上のゲームセンターな」
そう、実は明日も会う事になっていたのだ
そうじゃなければ一回の射精で我慢出来るわけがない
旅行の直前、二日目は友達から別行動の許しが出たので丸一日いっしょに居れると聞かされた
しかも友達が出かけた後にホテルの部屋に来ればいいと言う
「えー!それはヤバイやろ?もし友達戻って来たらどうすんの?」
「大丈夫だって!少し遠出するって言ってたから」
佳奈はチャットではかなり積極的だ
しかし昨日のあの2人の行動を見てそのまま信じれるだろうか?
不安だがもうここまで来たら行けるとこまで行こう
友達が出かけた一時間後の午前11時に待ち合わせする事になった
もうこの二日間は恋人同士になりきる
結局、家に着いたのは午前4時過ぎ
精神的にも肉体的にも疲れ果てた
そのままベッドに倒れ込む
初めて浮気をした罪悪感と高揚感に包まれながら泥のように眠った