出会い系な日々
第12章 デカイ女 幸子・逆転
その日の夜、さっそく幸子にメールしてみる
気になる事がたくさんあったし、メールなら聞けそうな気がしたから
もしや拒否設定になってるんじゃ?
そんな事も考えたが大丈夫
しばらく他愛のない会話した後に少しずつ踏み込んでいった
「会ってがっかりしたんちゃう?」
「ううん(*^^*)」
「全然喋ってくれへんかったやん(´з`)」
「緊張してたの(^^;」
どこまで本当かは定かでないが、とりあえずホッとする
「全然気持ち良くなかったやろ?」
「ううん!そんな事ないよ♪(*^^*)」
「うそ~!全然手応えなかった(笑)ほんとに気持ち良かった?」
「(*^^*)」
なんで顔文字だけやねん…
まあ幸子も「気持ちよくなかった」とは言えないだろうし、あまり突っ込んで墓穴を掘るのも怖いのでやめにした
この時、俺は幸子をまた抱こうなんて気はなかった
申し訳ないけど見た目は俺の範囲外
しかも性格的にも合わなくて一緒にいて疲れる
でもメールでは可愛い妹みたいで、メル友としての関係は今まで通り続けようと思ってた
幸子がどうしてもまた会いたいと言うなら別だけど
ところが予想外の展開でこの関係は突然終りを迎える