テキストサイズ

出会い系な日々

第16章 デカイ女 麗子・自滅


経験上これぐらいバカ正直の方が上手くいく

回りくどいと相手も乗って来れないんだと思う

「そうなんや…ショウ意外(笑)」

「こないだのエッチ実況は拷問やったわ」

「ごめんな…」

その後もハッキリOKとは言わないけれど、まんざらでもない様子

痺れを切らした俺は勝負をかけた

「会いたい!今週いつ空いてる?」

用事もないのに断るなら撤退!彼にでも昨日の男にでも抱かれてりゃいい!さあ、どうする!?

「明日バイト終わってからならいいよ♪」

「へっ!!!!!」

速攻OKが出て拍子抜け

マジ?エッチ出来るの??

淫らな妄想がチンコと共に膨らんでいく

また新たな体験が出来るかと思うと震えるぐらい嬉しい

と同時に、いざ会うとなると急に不安になる癖が…

麗子の顔を見ていないし

佳奈のトラウマがあって以来、相手の顔を確認するのが怖くなっていた

アウトだと思っても絶対NOとは言えないし、悟らせないように上手くフォローするのもたまらなくしんどい

メル友の期間が長ければ尚更だ

ただ麗子は現在進行形で二人の男に求められてるという実績がある

そこまで酷いはずはないという確信があった

トドメは名前

・:*+.麗しい子と書いて麗子.:+

この名前で不細工だったら悲劇である

もちろん俺もどう見られるか不安だし、つまりは面倒な事の先延ばし

とりあえず会っちゃえば嫌でもわかるのだから

「じゃあ明日の夜に迎えに行くな」

「うん、わかった」

こうして俺はドキドキで翌日の深夜を迎える



ストーリーメニュー

TOPTOPへ