出会い系な日々
第17章 デカイ女 麗子・試練
京橋のビジネスパークは再開発で新しいビルが建ち並ぶビジネス街
街とは川や線路で隔離されて民家もなく、夜になると人がほぼ通らないのを知っていた
橋を渡るとあっという間にビル街に入る
さて、どこに停めようか
ウロウロしてる間も健気に麗子に話しかける
「あそこでしてて見られた事ないん?」
「危なかった事はあるけど、あまりこっち側は人歩かへんから…」
「あんな明るいとこで勇気あるわ(笑)」
「でも後ろからは見えへんよ」
確かに股間に顔を埋めてたら見えないだろうけど…
大きな通りを外れて川沿いの寂しい道に入ると、その先に通りを潜るような形のトンネルがあった
ゲリラ豪雨があると水没しそうなとこ
内部は広くなっていて退避スペースもある
あそこなら歩行者は通らないし、車が通っても止まる事はない
「あそこにしよ」
俺はトンネルに入ると左に寄せて車を停めた
オレンジ色の照明が怪しく2人を照らしてる
(はぁ〜やるのか…)
俺はそれほど見た目にこだわる方ではない
よっぽどじゃなければ抱ける自信がある
でも今の麗子は態度が酷くて輪をかけて不細工だ
生理的に受け付けないと言ってもいい
それでも求めてるフリをしなければいけない辛さ
ここからはご奉仕だ
麗子をイカせるのもご奉仕なら、俺がイクのもご奉仕
この場を収める為に全てを捧げよう
(とりあえずキスか…)
俺は助手先に身体を被せると無心で麗子にキスをした