出会い系な日々
第4章 東京の佳奈・再会
「こっちおいで♪」
短期決戦に持ち込むべく、ベッドの端で寛ぐ佳奈の腕を引っぱった
倒れこんだ佳奈に覆いかぶさりキス
佳奈は何度も舌を入れてきては首に腕を回して抱きついた
ずっと我慢していたのか、かなり興奮してるみたい
対する俺は眠気を飛ばそうと精いっぱい気持ちを奮い立たせる
京都の時といい、久美の時といい、万全の体調で浮気を楽しめた事がない
やっぱり道徳に反する行為は上手くいかないのかも
乳首に吸い付きながら胸を揉み、スカートをズラしていく
ほぼ全裸になったところで密かに思った…
「太ったなぁ…」
京都で会った時もポッチャリしてるなとは思ったが、これはもうハッキリ言ってデブの領域だ
服を着てる時は着瘦せのせいかここまでとは思わなかった
佳奈には悪いが眠気を吹き飛ばしてくれる刺激はない
ここからは、ただひたすら佳奈を満たす為だけのご奉仕となった
割れ目に食い込ませた指を震わせる
「あっ、あっ、あああ、イクー!」
しかし佳奈は何度でもイケる女
一度絶頂に達しても終わらない
グッタリとか…
もうダメとか…
そんな言動一切なしに、ただひたすら喘いで何度でもイッてる
挿入していいならそっちに移れるが、それがダメという事はある意味これが本番な訳で、終わるキッカケが掴めない
かと言って佳奈が満足する前に止めると自分が出したいだけと思われそうだし
いま思うとクソ真面目だが、当時はまだまだ純情だった
「よし!クンニしたら終われるやろ!」
最後にその行為を選んだのが地獄の始まり
太ももの間に潜り込み、濡れた割れ目にキスしようとした瞬間…
おえええええええ!
言い表せない猛烈な悪臭が鼻をついた
「ううう〜無理!臭い臭い!吐きそう!」
大袈裟じゃなく本当に込み上げて来る
夜行バスで一晩過ごし、暑い遊園地で一日遊んだのだから分からなくはない
佳奈の名誉の為に言っとくが、前回そんな臭いは無かったので体質ではありません
先にシャワー浴びるべきだった
そんな事よりどうする?
今舐めようとしたとこでやめるのはあまりに可哀想
臭いと思われて傷つかない女性はいないだろうから
もうやるしかない
俺は大きく深呼吸すると息を止めて潜水クンニを敢行した