出会い系な日々
第4章 東京の佳奈・再会
だが息を止めるのも1分が限界で、その後は拷問みたいなもんだった
臭いものを舐めるってとても厳しい
出来る事はクリトリスを舌先で転がすぐらいだ
えずいても根性で耐える俺に気づかず佳奈は喘ぎ悶えてる
何度も腰を浮かせては果てた
「もうええやろ…」
冗談抜きでほんとに吐きそうだ
この日から俺はクンニ恐怖症となり、大好きな相手かリクエストされないとしなくなる
ふと時計を見ると部屋に入ってから1時間経ってた
「何回イッた?」
心の中でもういいよねと問いかける
「数えられないくらい♪」
俺はその言葉を「ごちそうさま」と受け取り倒れこむ
しんどい…寝たい…
すると佳奈は起きあがって俺の股間に手を伸ばす
やっぱするのか…
勃起するか不安だったが、とりあえず佳奈に体を預けた
ペニスに絡みつく指と舌
その感覚は上半身までに消えかかり、脳に伝わるのはほんの僅か
イケる気が全くしない
一生懸命に頭を上下させてペニスをしゃぶる佳奈
それに応えて何とか射精しようと集中するがパワーがなさ過ぎる
射精には脚の踏ん張りと頭の覚醒が必要で、噂によると100mを全力疾走するのと同じくらい消耗するとか
腹上死が起こる訳だ
時間がかかると余計に消耗するので短期決戦を狙う
上半身を起こして佳奈が咥えてる様子を目に焼き付けた
男にとって視覚的刺激は射精の近道、スイッチさえ入れば何とかなるだろう
唾液まみれでペニスをしゃぶる佳奈
改めて見るとやはりエロスである
しばらくして何とかスイッチが入った
ペニスから湧き上がる快感が脳に伝わり、その脳から射精指令が背骨を駆けおりる
「……イキそう…出すで?いい?」
佳奈は黙ってうなずき動きを早めた
「あ〜〜イク!うっ…」
ドピュッ!ドクッ!ビュッ…ピュ…
精巣から湧き上がる熱いものが口の中へと放出されていく
最後の一滴まで吸い取ろうとする佳奈
口内射精はやはり罪悪感を感じる
「あ〜はよ出し!」
慌ててティッシュを渡そうとするが、佳奈は首を振って全部飲み込んだ
「無理せんでいいねんで?マズイやろに…」
「ううん、好きな人のは飲みたいの♪」
今やこういう一言一言が痛い
だがそんな感傷に浸ったのは一瞬で、あっという間に睡魔が襲ってきた