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出会い系な日々

第4章 東京の佳奈・再会


抱きしめた腕を何も言わずにギュッと掴む佳奈

また泣き出してしまった

展望台を回りながら解説してても佳奈の眼からは涙が止まらない

「泣かんとって…」

そう言いながら何度も涙を拭いてあげる

「写真撮りたい…」

泣きながら佳奈が言うので後ろに夜景を入れようとモタついてたら、横にいたおばさんが声をかけて来た

「撮ったげよか?」

佳奈が泣いてるのがバレバレなので躊躇したが、せっかく言ってくれてるのに断れない

「あっ、お願いします」

後で現像した写真を見たら、夜景はほとんど写らずに目を真っ赤に腫らした佳奈が無理に笑顔を作ってた

さあ残り時間は2時間ほど

「バス乗る前にご飯食べよか♪」

「うん…」

空中庭園を下りて新梅田シティーを後にする

しかし再びトンネルに入った所でまた声を出して泣き始めた

「泣いたらあかんて、まだ時間あるんやから」

「でも、もうすぐ離れるもん!二人になりたい!」

「え〜!ごはん食べんでいいん?2人になりたいってな〜」

泣いてる佳奈を連れて繁華街をウロウロする訳にもいかず人気のない公園もない

しばらく悩んだ末に通りがかったジャンカラに入った

部屋に入ってからは一曲も唄わずにずっとキス

ほぼ一方的にされてた状態

座った俺に跨ってこれでもかと舌を絡めてくる

涙の混じったしょっぱいキス

罪悪感が半端ない

それを紛らわすようにスカートの中で指を動かふ

悲しくてもアソコはグチュグチュだ、

「あっ、あっ、あぁぁあ!イクぅ!」

こうしてる間は泣かれずに済むから何度も何度もイカせた

やがて残り時間も少なくなってきた頃、佳奈は「飲みたい…」と言ってきた

もう疲れもピークだったので出す自信はない

でも最後に俺を感じたいという気持ちは痛いほど伝わってくる

なんとか応えてみよう

「いいよ…して…」

パンツを下ろして座り直すと、佳奈はいきなりペニスを咥えた



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