愛は要らないから…
第2章 おじさま
その人と行ったラブホには
保健室に似せた作りの部屋があった
だから相手の人が保健室の先生で
俺は生徒役。あくまで役。
そうゆう設定でプレイを始めた。
「先生…」
「どうした?今授業中だろ?」
「ちょっと熱っぽくて…」
俺は先生と向き合うように椅子に座って
されるがままにおでこに手を当てられる
「熱くないけどな…大丈夫か?」
「へへ…大丈夫…」
「大丈夫なのかよ!お前なぁ…」
「だって…先生のそばにいたかったんだもん」
俺は立ち上がって先生を後ろから抱き締めた
「やめなさい。何でこんな事して…」
「何でって分かるでしょ?
俺…先生の事好きなんだよ?」
「秋…」
俺は抱き締めたままキスをした
すると先生も盛り上がってきたのか
いつの間にか先生が俺をリードするように深いキスをしてくる
「んっ……ふっ…せん…せ、苦しっ…」
静かな保健室に二人の水音がいやらしく響いて
触られても、舐められてもないのに
俺の弱い耳はそれだけで感じて、腰に響いた