愛は要らないから…
第10章 嫉妬
「いっ!ばか!そこは…」
突如首筋に痛みを覚えるほど吸い付かれ
痕を残してるんだと、すぐに気づいた
前は鎖骨辺りだったからまだいいものの
首は見られる可能性があるのに…!
「そんなバレないって」
「そんなの分かんな…っ、」
大和はただ単に続きとしてやってるのか
俺に口答えさせないためなのか
シャツの上から胸の突起を捏ねくりまわしてくる
「虫刺されって言えばいいし
なんならキスマークってバレても浮気してる訳じゃないんだからいいだろ?」
「そ、だけど……ぁんん…」
「相手も俺って誰だって分からない
それとも、好きにしてって…あれ嘘?」
「ひぅうっ!ごめ…っ…分かったから、あぁん!」
そう言って体でも追い詰めるように
乳首を強く摘ままれると耐えきれなくて
降参する意思を見せた
やっぱり、好きにして
なんて甘やかして言うんじゃなかった…
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