愛は要らないから…
第12章 きっかけ
「……欲しいものって…これ?」
「いるだろ?」
とある数日後
大和が欲しい服があるから買い物に行こうって着いてきたんだけど
服は服でも
なぜかエプロンの置いてある売り場に来ていた
「つか、いるだろ?って、俺の!?」
「だって料理作るの秋だし、この前キッチンでしたとき裸エプロンもしてみたいなぁ…って」
「てめっ、なに公衆の面前で顔色ひとつ変えずにそんなことを…!!」
大和は全く気にすることもなく
メイドコスプレの人が着そうなフリフリの付いたエプロンばっかりを手にとっている
ありえねぇ…
てゆうか、絶対後者のほうが本命の理由じゃねぇか!
くそ変態め…!
「ふっ…顔真っ赤」
「う、うるせぇ!絶対買わねぇからな!」