テキストサイズ

愛は要らないから…

第13章 溢れる想い



「気持ちいい?大きくなってる」

「っ…んんっ!……」


手と腰も動かしてるのか荒井のアレも擦れて刺激されてる

感じたくないのに、嫌なのに…


「こうゆうの、兜合わせって言うの知ってた?
それともしたことある?」

「んうぅぅっ!!」


やだ、変な言葉言うな…

俺は荒井の発言に対して横に振った


「じゃあ、俺が初めてだ
ふふっ。良かった…嬉しい」


確かにこんなのしたことないけど
やだ……もうやぁ…!!


「んんっ、ん――――――!!」

「イきそう?顔真っ赤にして苦しそう」


それがまるで俺が悶えてるみたいな言い回し方で
恥ずかしい…


「んぅ、っ……」


どうしよう…
手の動きが速くなってきてる


「秋くんがそんな仕草する度……っく…
俺まで興奮する…っ」


荒井のどくどくしてる…かも

俺もそんなにされたらやばい……!


「んんっ――――――!!」


意識とは反対に体は絶頂に達した瞬間
ガリッと口の中に鉄の味と痛みが広がった


「うっ……はぁ…すご……秋くんのと俺のが混じってる」


俺はまだ現実を目の当たりにしたくなくて
怖くて目は閉じたままで

荒井からそう実況されても頭のなかで想像なんかしたくなかった




ストーリーメニュー

TOPTOPへ