愛は要らないから…
第14章 俺のもの
「なんで…ここ?」
逃げた先はとあるラブホテル
受付は済ませられたけど部屋に入るまで他の客に見られそうで気が気じゃ無いんだけど…
ガチャ―――――――
ドアが開かれて
どうぞと先に入るとすぐに閉まった
「わっ!な、なに!?」
抱きつかれた
「こっち向いて」
「………やだ…」
絶対顔赤いし
場所のせいなのもあるけどなんか雰囲気が、大和方向いたらキス…されそうで
ふりむけない
もう大和は彼女つくって普通の人生を歩もうとしてる
絶対に邪魔できない、しちゃいけない
「俺の事はもういいから会うのやめた?」
「…………」
「俺の事飽きたから違う男としようとした?」
「…………」
「元々慰めるだけの、体だけの関係だもんな」
「………そう…別に誰でも良くて、本気になんか「俺はそれでもいいって思ってた」」
「え?」
抱きつかれた腕に力が入った
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