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｢父の方に行く。だから…｣



だから…もう会えないから
別れようって事か…


俺は追いかけない
れいのときも、あらたの時もそうだった

理由も理由だし、仕方ない


そう思っていたのに

｢いつ？いつ行くの？つか、なんでそんなんで別れなあかんの？｣


俺は気付くと引き留めるようなセリフを言っていた


｢…ごめん…｣


ごめんしか言えないんだ…
じゃあもう…本当に無理なんだ…


｢3ヶ月後、日本を飛び立つ｣


じゃあせめて…


｢その3ヶ月間は俺にくれる？｣


静也の答えはYesだった


それからルールを決めた
居なくなることは口にしないこと

3ヶ月間いつも通りに過ごすこと