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愛は要らないから…

第6章 叶わぬ恋


「……き…ぁき!」


!!

「しず……ごめん…」


俺の名前を呼んで顔を覗かせていたのは
同じ学校帰りの友達だった


俺はいつの間にかあのベンチで寝てしまって

そしたら声がして
もしかしたら…!って思ったのに……


まあ、そんな良くできた話あるわけがないか
心のなかで自分の事を嘲笑った


「帰るか」


俺らは公園を出て駅へ向かった




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