テキストサイズ

愛は要らないから…

第6章 叶わぬ恋




それからは

本当に真面目に過ごした


他人とも兄とも一夜を共にするとこはなかった




そして季節は流れて晩夏


学校、二学期が始まりだした頃


悲しいとか寂しいとかじゃなく

あぁ…そういえばこの季節に出会ったなぁ…って
ただの思い出巡りで

静也と会ったあの交差点を通って公園に行く事が多くなった


休みの日はたまに
学校ある日は学校から近いためほぼ毎日帰りにかよっていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ