愛は要らないから…
第6章 叶わぬ恋
次の日からは
深く考えることはなくなった
そりゃ二人の問題だから
一人でどうこう出来るもんじゃないし、一区切り出来たかって言われると
解決してないし
うーん…って感じだけど
あんだけ感情を露にして泣いたら、少しはスッキリはしたんだ
だから前に1歩は出せなくても1ミリくらいは動いたと思う
なんて
そんなことを思いながら俺はいつも通り学校に通った
公園は…よく友達をファストフード屋さんやゲーセンに誘ったり誘われたりしてなるべく行かないようにした
このまま封印出来れば…って思っていたのかもしれない