花音学園腐男子恋愛日常-前編-
第1章 ~呼び出しの屋上~
「ッ!?」
そんなことがあったから、高校では腐男子の部分を隠して過ごそうと思ってたんだよね…。
「でも、高校でも腐男子を隠さなかった
自分を押し殺してまで、日々を過ごしたくなかった」
そのおかげで、総一朗と飛鳥以外のクラスメート達も受け入れてくれた。
「ヤンキーが腐男子でも良いじゃんか
それで誰かに迷惑かけたの?かけてないでしょ?」
「……。」
「だから、腐男子が格好悪いなんて言わないでよ」
言いたいことを全て吐き出し、ハッとなって気づいた。
梶君は、下を向いて黙り込んでいる。
ヤバい、怒らせたか…?
「あの、梶君ゴ…ゴメン…それじゃあ…。」
「待て」
「ッ!?」
早くこの場から立ち去ろうと、歩き出そうとした途端に梶君に呼び止められた。
梶君の方を向くと、意を決したように僕の目を見る。
「日向、俺と…俺と腐男子友達になってくれ!」
「えぇッ!?」
そんなことがあったから、高校では腐男子の部分を隠して過ごそうと思ってたんだよね…。
「でも、高校でも腐男子を隠さなかった
自分を押し殺してまで、日々を過ごしたくなかった」
そのおかげで、総一朗と飛鳥以外のクラスメート達も受け入れてくれた。
「ヤンキーが腐男子でも良いじゃんか
それで誰かに迷惑かけたの?かけてないでしょ?」
「……。」
「だから、腐男子が格好悪いなんて言わないでよ」
言いたいことを全て吐き出し、ハッとなって気づいた。
梶君は、下を向いて黙り込んでいる。
ヤバい、怒らせたか…?
「あの、梶君ゴ…ゴメン…それじゃあ…。」
「待て」
「ッ!?」
早くこの場から立ち去ろうと、歩き出そうとした途端に梶君に呼び止められた。
梶君の方を向くと、意を決したように僕の目を見る。
「日向、俺と…俺と腐男子友達になってくれ!」
「えぇッ!?」