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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第2章 ~腐男子友達~

◇花音学園・屋上◇

「僕と腐男子友達?」

梶君からの突然のお願いに驚き、僕は梶君に確認した。

「あぁ…。」

梶君って、ヤンキーだから怖いイメージあったから、こんな一生懸命な表情は初めてだ。

「別に良いよ」

「本当か!?」

ぱあっと、表情が明るくなる梶君。

「うん
僕も、腐男子友達が欲しかったから」

「日向~!!♪」

「おぐっ!?」

僕の返事が嬉しかったのか、笑顔で思い切り抱き締めてきた。

「梶君、苦しいよっ」

「あっ、わりぃ」

梶君は、僕を抱き締めるのを辞めた。

「すまん、嬉しくてついな///」

少し照れてる梶君。

もしかして、梶君ってあまり怖くないのか?

「ふふ、梶君って可愛いとこあるんだ♪」

「あぁ!?」

「ひいッ、ゴメンなさい…。」

やっぱり怖い…。

「あっ、わりぃ…。」

梶君は、申し訳無さそうに僕に謝る。

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