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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第2章 ~腐男子友達~

「俺、見ての通りヤンキーだしキレやすくて、今みたいに日向を怖がらせちまう時があるけどよ…。」

「……。」

「お前の嫌がることしないし、なるべく怖がらせないように努力もするし、悪い部分は直していくからさ…。」

そこまで考えて、僕と腐男子友達になりたかったんだ…。

ヤバい、超萌える。

めっちゃ、キュンッってきたぞ。

「ははは、大丈夫だよ!(笑)
これからも、よろしくね♪」

「おう!」

梶君か…今回話してみて、印象がかなり変わったよ。

「なぁ、日向が良かったらさ
ダチになったんだから、アドレス交換しねえか?」

「うん、良いよ」

梶君とアドレス交換をした。

その時、チャイムが鳴った。

「あっ、チャイム鳴ったから戻ろうよ」

「日向」

「ん?」

屋上のドアへ向かおうとする僕を、梶君が呼び止める。

「俺のことは、研磨で良いぞ」

「僕のことも歩で良いよ、研磨♪」

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