テキストサイズ

花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第2章 ~腐男子友達~

僕と研磨君は、屋上の端っこらへんに座り込んで、昼飯を食べることにした。

「歩、腐男子になったきっかけと時期は?」

「えーっと、腐男子になったのが中学1年生からかな」

「早いな」

「古本で、好きなジャ〇プ漫画のBLアンソロを読んだのがきっかけだよ」

当時は、BL漫画があることすら知らなかった。

「へぇ~、なんで読もうと思ったんだ?」

「そん時は、他の作家が別の連載誌で連載したやつだと思ってたんだよ」

腐男子&腐女子あるあるかな?

「そうなんだ」

「それで他のBLアンソロや、オリジナルのBL漫画とBL小説も読むようになったよ」

今では、BL>>>一般になってる。

「研磨君は?」

「俺は中3の頃で、きっかけは歩と同じだ」

「家族は、研磨君が腐男子ってこと知ってるの?」

「両親は知らねえよ
それに、1人っ子だしバレる可能性もないな!」

研磨君って、1人っ子なんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ