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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第3章 ~研磨VS真~

「研磨君はヤンキーだけど、悪い人じゃないよ
隠れ腐男子なだけで害はないから」

「そう…。」

やっとわかってくれたか。

真は、研磨君の方を見て頭を下げた。

「誤解してたとはいえ、いきなり殴りかかってすみませんでした」

「いや、別に気にすんな
見た目で誤解されるのは慣れてる」

良かった、研磨君は怒ってないみたいだ。

「僕は、兄さんの弟の真です
以後、お見知りおきを」

「梶研磨だ、よろしくな」

研磨君と真は、お互いに自己紹介をした。

「それはそうと、研磨さんが腐男子友達ってもっと早く言ってくれれば良かったのに」

「そうだぞ」

「いやぁ、生のジークンドーVS空手のバトルが、見たかったもんでつい」

貴重な戦いが見れて、良かった良かった。

「それはそうと、今から研磨君を家に連れて行くから」

「わかったよ、兄さん」

僕は、研磨君と真と一緒に家に帰って中に入った。

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