花音学園腐男子恋愛日常-前編-
第1章 ~呼び出しの屋上~
レジに行こうと、BLコーナーから離れようとしたその時。
「えっ?」
あのヤンキーの、梶研磨がBLコーナーに向かい真っ直ぐ歩いて来た。
「えっ、なんで梶君が…?」
驚きながらその様子を見守っていると、梶君はBLコーナーの前に着いた途端、目を輝かせながらBL本を物色し始めた。
「えっ、まさか梶君って腐男子…?」
でも、梶君ってヤンキーだよ!?
ヤンキーって、BL本読むの!?
いや、ヤンキーでもモンキーでも人の趣味をとやかく言うつもりはない。
「梶君、何のBL本を買う気なんだろう…?」
ちょっと、興味が出てきたので影から見守ることにした。
「よし、今日はこの3冊で決まりだ♪」
嬉しそうに、BL漫画2冊とBL小説1冊を手に取る梶君。
「BL漫画は、ヤンキー×腐男子と後輩×先輩の水泳モノか」
BL小説が、ワンコ後輩リーマン×ツンデレ先輩リーマンか。
「えっ?」
あのヤンキーの、梶研磨がBLコーナーに向かい真っ直ぐ歩いて来た。
「えっ、なんで梶君が…?」
驚きながらその様子を見守っていると、梶君はBLコーナーの前に着いた途端、目を輝かせながらBL本を物色し始めた。
「えっ、まさか梶君って腐男子…?」
でも、梶君ってヤンキーだよ!?
ヤンキーって、BL本読むの!?
いや、ヤンキーでもモンキーでも人の趣味をとやかく言うつもりはない。
「梶君、何のBL本を買う気なんだろう…?」
ちょっと、興味が出てきたので影から見守ることにした。
「よし、今日はこの3冊で決まりだ♪」
嬉しそうに、BL漫画2冊とBL小説1冊を手に取る梶君。
「BL漫画は、ヤンキー×腐男子と後輩×先輩の水泳モノか」
BL小説が、ワンコ後輩リーマン×ツンデレ先輩リーマンか。