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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「ううん、今年新規で今回初参加のサークルだよ」

絵が超好みで、新刊が発売される度に必ず買っている。

「ファンになっちゃったから、いろいろ話して仲良くなれたらな~♪」

「明日、そのサークルさんの同人誌貸してくれよ」

「うん、良いよ」

そうこう話してるうちに、そのサークルの前に着いた。

「あれ?」

「えっ?」

僕と研磨君は、そのサークルの売り子2人の顔を見て驚く。

「日向…。」

「日向はともかく、何で梶がココに…?」

僕が新しくファンになったサークルの売り子達は、同じクラスの工藤勝平(くどうかっぺい)と堀川平次(ほりかわへいじ)だった。

「工藤君、堀川君なんで…?」

「あぁ、実は俺と平次は隠れ腐男子なんだ…。」

「他の奴らには、知られたくなかったからずっと隠してたんだよ」

2人も腐男子と知り、僕と研磨君はまだ少し状況が理解しきれていなかった。

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