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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「それより、なんで梶もココに?」

「俺も、隠れ腐男子だ」

「あぁ、なるほどね」

「これで、日向と急激に仲良くなった理由がわかった」

工藤君の質問に研磨君が答えると、工藤君と堀川君が納得した表情を見せる。

「でも驚いたよ
まさか、2人がサークル活動してたなんて」

「クラスのみんなには、内緒で頼むよ」

「もちろん」

2人は、僕を見たあとに研磨君の方を見た。

「その、梶も今日のことは言わないでほしい」

「隠れ腐男子なら、隠したい気持ちわかるだろ?」

「……。」

工藤君達のお願いに、研磨君は黙り込む。

研磨君からしたら、2人はクラスの他の奴らと同じく、自分を邪険な扱いをしてきた。

こないだの、総一朗や飛鳥達が研磨君を糾弾してた時、2人は参加してないとはいえ見て見ぬをしてた。

そんな2人のお願いを、研磨君には聞く義理がないわけだ。

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