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あと、工藤君達に腐男子になったきっかけを聞くと、僕と同じ理由だった。

「２人は、今日を期に大阪で開かれる同人誌即売会に、サークルとして参加続けるの？」

「もちろんだぞ」

「初参加で、思ってた以上に早く完売したし
この勢いで頑張っていくよ」

それを聞き、僕はホッと安心する。

「良かった
僕、店舗販売開始した時からファンだったから」

「そうなんだ」

「日向、ありがとう」

工藤君と堀川君とも、良い感じで馴染んできたみたいだし、研磨君も２人と普通に話せてる。

このまま、２人と腐男子友達になれたら良いな。

そう思った時、急に工藤君と堀川君は互いに頷き合い、真剣な表情で僕と研磨君を見る。